私の夢は404
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パソコンやスマホが日常的に使われるようになって久しい。とくにスマートフォンでは通信量が料金に比例することもあって、どれだけ通信量が発生するか気にしている人も多いことだろう。だが、裏側でどんな処理が行われているかを理解している人は少ないのではないだろうか。
たとえばこの記事を読んでいる貴方は、目の前のPCやスマホなどの「端末」と、私のこの「Webサイト」との間で何度も通信が発生している。裏側では何が行われていたかをざっと説明すると、まず「端末」から「Webサイト」に"このページが見たい"というリクエストが行われる。「Webサイト」はその要望を受けてデータを探し、ページのデータや画像データなどをひとつづつ返していく。その際に一緒に付けられるのが、3桁からなる「HTTPステータスコード」だ。表題の404というコードは「Not found」、つまり「なにも見つからなかった」という意味のコードである。 ちなみに右上には「302 found」で「発見」を意味する看板がある。道路の標識に見立てて描いてみたものの、こうやって説明しないと通じない悲しさよ。
ところでステータスコードには「418 I'm a tea pot」というステータスコードがある。「コーヒーを入れてくれ」というリクエストに対し「私はティーポットだからできない」という返答である。あくまでもジョークなので実装されることはないのだが、なぜかgoole先生だけはわざわざ用意している。https://www.google.com/teapot。実際に見てポットをクリックしてほしい、なんとお湯を注いでくれるのだ。しかし今気が付いたけど、これって元ネタは「i'm littele teapot」というマザーグースなのだね。